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雑学@ 種まき、苗植付けは、石灰後1週間そして堆肥後さらに1週間の間隔が必要か?
種類 | 種or苗 | 石灰後日数 | 肥料後日数 | 出来栄え(点数) |
コーン | 種 | 0 | 0 | 8 |
タマネギ | 苗 | 10 | 8 | 8 |
インゲン | 種 | 30 | 14 | 9 |
オクラ | 種 | 25 | 20 | 10 |
トマト | 苗 | 39 | 30 | 6 |
なす | 苗 | 33 | 30 | 10 |
ピーマン | 苗 | 33 | 25 | 9 |
きゅうり | 苗 | 33 | 25 | 6 |
スイカ、かぼちゃ | 苗 | 17 | 13 | 8 |
きゅうり、ごうや | 苗 | 25 | 20 | 10 |
ブロッコリー、白菜 | 苗 | 16 | 8 | 6 |
にんじん | 種 | 18 | 3 | 7 |
キャベツ | 苗 | 16 | 9 | 10 |
小松菜 | 種 | 7 | 7 | 5 |
ニンニク、イチゴ | 苗 | 14 | 8 | 9 |
大根 | 種 | 9 | 5 | 10 |
えんどう | 種 | 7 | 5 | 7 |
晩成タマネギ | 苗 | 4 | 2 | 8 |
ホウレン草 | 種 | 8 | 0 | 7 |
春菊、レタス | 種 | 8 | 6 | 8 |
極早生タマネギ | 苗 | 7 | 2 | 9 |
早生タマネギ | 苗 | 6 | 4 | 7 |
種まき、苗植付けまでの苦土石灰散布後の日数および肥料後の日数と出来栄えとの関係を調べました。
出来栄えは収量や品質を10点満点で評価しました。
肥料は牛フン堆肥と配合肥料を施しています。
その結果が右表です。
石灰後や肥料後が7日に満たないものを黄色で、出来栄えが6点以下と十分でなかったものを水色で示します。
黄色の出来栄えは他に比べて低くなく、また水色は全て日数的に7日以上のものでした。
つまり、これを見る限り、種まきまや苗植えでの日数と出来栄えは関係ないと言えます。
出来栄えには天候、追肥など他の要因が大きく、この結果で断定はできせんし、
絶対失敗したくない、ということなら別でしょうが、
まあ「素人菜園のレベルなら、絶対ではない。気に留めておく程度で十分」というのが私の結論です。
なお、消石灰は別で日数が必要だと思います。
雑学A 石灰散布は必要か?
畝 | 測定時期 | PH測定結果 | 次予定品種 | 適正PH |
A1 | 石灰散布前 | 6.5 | メロン | 6.5 |
A2 | 石灰後 | 6.8 | スイカ | 6〜6.5 |
A3 | 石灰後 | 6.7 | きゅうり | 6.5 |
A4 | 石灰後 | 7 | かぼちゃ | 6〜6.5 |
B2 | 石灰前 | 6.8 | いんげん | 6 |
B5 | 石灰前 | 6.5 | トマト | 6〜6.5 |
B6 | 石灰前 | 6.5 | トマト | 6〜6.5 |
土壌のPHを測定しました。
【測定方法】
試験液にPanasonic pH試験液 TK805003を使いました。
@対象の畝から3ケ所土壌を採取し、混合する。
Aその土壌をビーカーに20g計り取る。
B水道水を50ml加え、棒で攪拌する。
C5分ほど静置する。
D上澄み液をスポイトで試験液付属のカップに入れる(約6.5mlのラインがある)。
EpH試験液を2摘(スポイト状になっている)加え発色させる。
F発色を付属の色見本と比べ、PHを判定する。
0.2程度以上の誤差はあるものと思います。
その結果が右表です。
PHはいずれも高めで、この測定の日までは、普通に苦土石灰を散布していた経緯があります。
その散布量のデータがないのですが、やや石灰過剰気味だとわかります。
この時は石灰散布前のいずれの土壌でも、石灰不要となります。
まあ、とは言え、この時は結局石灰を散布してしまいました。素人の不安心理からです。 【結果例】
書物によると、市民菜園ではほとんど、このように石灰過剰気味だそうです。石灰だけでなく、
肥料もだそうです。
石灰過剰に注意!